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小学生の習い事【2025年最新】失敗しない選び方と人気トレンドを徹底解説

「そろそろ子供に何か習い事をさせたいけれど、何がいいのかわからない」
「周りの子がみんな英語やプログラミングを始めていて、うちも焦る…」
「高学年になったら塾に通うべき?今の習い事はどう整理する?」

小学生のお子さんを持つ親御さんにとって、習い事選びは尽きない悩みの一つではないでしょうか。子供の可能性を広げてあげたいと思う反面、費用や送迎の負担、そして何より「子供自身が楽しんで続けられるか」という不安がつきまといます。特に2025年の現在は、プログラミング必修化や英語教育の早期化など、親世代とは異なる教育事情もあり、選択肢が多すぎて迷ってしまうのが現状です。

この記事では、最新のトレンドやデータを踏まえつつ、低学年と高学年それぞれの発達段階に合わせた「失敗しない習い事の選び方」を詳しく解説します。単なる人気ランキングだけでなく、子供の性格に合った選び方や、誰もが悩む「辞め時」の判断基準まで深掘りしていきます。

この記事でわかること

読み終える頃には、お子さんの現在の状況や性格にぴったりの習い事が見つかり、親子ともに無理なく成長できる未来のイメージが湧いているはずです。ぜひ最後までお付き合いください。

小学生の習い事事情【2025年最新トレンド】

まずは、現在の小学生たちがどのような習い事をしているのか、最新のトレンドを見ていきましょう。「昔からある定番の習い事」が変わらず人気を博している一方で、社会の変化に伴って急上昇している「新しい習い事」も存在します。親世代の感覚だけで選んでしまうと、子供の興味や将来のニーズとズレてしまうこともあるため、まずは全体像を把握することが大切です。ここでは、人気ランキングの実態と、習い事の掛け持ち状況について詳しく解説します。

人気ランキングTOP5と傾向(水泳、英語、プログラミング等)

2024年から2025年にかけての調査データを見ると、小学生の習い事ランキングには明確な傾向が見られます。不動の1位を誇るのは、長年にわたり「水泳(スイミング)」です。これは、「体力がつく」「風邪をひきにくくなる」という健康面でのメリットに加え、小学校のプールの授業が減少傾向にある中で「泳げるようにしておきたい」という親のニーズが強いためです。特に低学年からのスタート率が圧倒的に高く、男女問わず通わせやすい習い事の代表格と言えます。

一方で、近年急速に順位を上げているのが「英語・英会話」と「プログラミング」です。小学校での英語教科化や、2020年度からのプログラミング教育必修化の影響を受け、「学校の授業で困らないように」「将来の仕事に役立つスキルを」と考える保護者が増えています。特にプログラミング教室は、マインクラフトやスクラッチといった子供に人気のゲーム教材を使うことで、「遊びの延長で論理的思考が身につく」として、勉強嫌いな子供でも抵抗なく始められる点が支持されています。

以下の表は、一般的な人気習い事ランキングとその特徴をまとめたものです。

順位習い事人気の理由・特徴
1位水泳基礎体力が向上し、心肺機能が強くなる。送迎バスがある教室も多く、親の負担が比較的軽い。
2位英語・英会話グローバル化に対応するため必須スキルとして定着。オンライン受講の選択肢も増えている。
3位ピアノ・音楽音感やリズム感だけでなく、日々の練習による忍耐力や脳の発達(地頭力)への効果が期待される。
4位学習塾高学年になるにつれて急増。中学受験対策や、学校の授業の補習として通うケースが多い。
5位書道・習字美しい文字が書ける一生の財産になる。集中力や姿勢の改善を期待して習わせる親が多い。

このように、トップ5には「身体能力」「語学力」「教養」「学力」を伸ばすものがバランスよく入っていますが、最近ではダンスも人気急上昇中です。学校でのダンス必修化やK-POPブームの影響もあり、自己表現の一つとして選ばれることが増えています。

習い事をしている小学生の割合と掛け持ち数

では、実際にどれくらいの小学生が習い事をしているのでしょうか。調査によると、小学生全体の約8割以上が何らかの習い事をしていると言われています。特に小学3年生〜4年生あたりで習い事の実施率がピークに達する傾向があります。これは、学校生活にも慣れ、体力もついてきた時期に、「放課後の時間を有効に使いたい」と考える家庭が増えるためです。

また、習い事の「掛け持ち」も一般的です。平均すると「2つ〜3つ」の習い事を掛け持ちしている子供が多く見られます。例えば、「週2回はスイミングで体を動かし、週1回はピアノで感性を磨く」といったように、運動系と文化系・学習系を組み合わせるパターンが王道です。しかし、高学年になって学習塾が忙しくなると、習い事の数を減らして塾に一本化したり、週1回の習い事に絞ったりする動きも見られます。

掛け持ちをする際は、子供のスケジュール管理が重要になります。毎日習い事で埋まってしまうと、学校の宿題をする時間がなくなったり、友達と遊ぶ時間が取れずにストレスを溜め込んでしまったりするリスクがあります。「月・水・金は習い事、火・木はフリー」のように、何もしない空白の日を作ってあげることが、長く続けるためのコツと言えるでしょう。

【学年別】おすすめの習い事と選び方のポイント

【学年別】おすすめの習い事と選び方のポイント

習い事選びで最も重要なのは、「子供の年齢(学年)に合ったものを選ぶ」ということです。小学1年生と6年生では、体力も理解力も、そして生活の忙しさも全く異なります。低学年のうちに身につけておきたい力と、高学年で必要になる力は違うため、その時期に最適な選択をすることが成長への近道です。ここでは、低学年と高学年、それぞれの時期におすすめの習い事と選び方のポイントを解説します。

低学年(1・2・3年生):体力作りと「好き」の発見

小学校低学年は、神経系が著しく発達する「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期です。この時期は、特定の専門的な技術を詰め込むよりも、多様な動きを経験して基礎体力を養ったり、音感やリズム感を育てたりするのに適しています。また、子供自身が「楽しい!」「もっとやりたい!」と感じる純粋な好奇心を育むことが何よりも大切です。

おすすめなのは、水泳、体操、ピアノ、リトミックなどです。特に水泳は、全身運動でありながら怪我のリスクが低く、心肺機能を高めるため、風邪を引きにくい丈夫な体を作るのに最適です。また、ピアノなどの楽器演奏は、耳の発達が良いこの時期に始めると音感が身につきやすく、指先を使うことで脳への良い刺激になると言われています。勉強系の習い事よりも、まずは体を動かしたり、感性を刺激したりするものから始めると良いでしょう。

選び方のポイントとしては、「通いやすさ」と「楽しさ」を最優先にすることです。低学年のうちは、遠くの教室まで通うだけで疲れてしまい、習い事自体が嫌になってしまうことがあります。自宅から徒歩圏内、あるいは送迎バスがある教室を選ぶのが賢明です。また、先生が優しく、「できた!」という小さな成功体験をたくさん積ませてくれる環境を選ぶことで、子供の自己肯定感が育ち、その後の学習意欲にも良い影響を与えます。

高学年(4・5・6年生):学習系へのシフトと将来への投資

高学年になると、学校の授業内容が難しくなり、抽象的な思考力も発達してきます。また、中学受験をする場合は通塾が本格化し、部活動や委員会活動なども始まって忙しさが増す時期です。この段階では、単なる「楽しさ」だけでなく、「将来の目標」や「得意分野の伸長」を意識した習い事選びが必要になってきます。論理的思考力が身につくプログラミングや、将来の受験・留学を見据えた英会話、そして学習塾への切り替えが多くなるのが特徴です。

おすすめなのは、学習塾、英会話、プログラミング、または本人が熱中しているスポーツや芸術の専門的なレッスンです。特にプログラミングは、物事を順序立てて考える論理的思考力や、問題解決能力を養うのに適しており、算数や理科の学習にも相乗効果が期待できます。また、英語も「遊び」の要素から「学習」の要素へステップアップし、英検などの資格取得を目標にすることでモチベーションを維持しやすくなります。

高学年の選び方で重要なのは、「子供の意思を尊重すること」と「時間のマネジメント」です。親が一方的に決めつけると反発を招きやすいため、「中学に向けてどうなりたいか」を親子で話し合い、子供自身に選ばせることが継続の鍵です。また、忙しい中で無理に習い事を詰め込むと、睡眠不足やストレスの原因になります。「週3回までにする」「日曜日は完全に休みにする」など、メリハリのあるスケジュール管理を親がサポートしてあげましょう。

男女別の傾向と人気の習い事の違い

習い事には、性別による傾向の違いも少なからず存在します。もちろん「男の子だからこれ」「女の子だからこれ」と決めつける必要はありませんが、一般的な傾向を知っておくことで、子供が興味を持ちやすい分野のヒントが得られるかもしれません。また、同性の友達が多い習い事の方が、子供自身が安心して通えるという側面もあります。

男の子に人気なのは、サッカー、野球といったチームスポーツです。これらは体力向上だけでなく、チームワークやルールを守る大切さ、競争心を養う場として選ばれています。最近では、マインクラフトやロボット工作をきっかけにプログラミング教室に通う男の子も非常に増えています。一方、女の子に根強い人気なのがピアノとダンスです。特にダンスは、K-POPアイドルの影響で憧れを持つ子が多く、表現力やリズム感を養う習い事として定着しています。書道や英会話は男女問わず人気があり、性差はあまり見られません。

性別特に人気の習い事傾向と親の期待
男の子サッカー、野球、プログラミング、水泳チームでの協調性や、論理的な思考力を伸ばしたいという期待が強い。エネルギーの発散場所としても機能。
女の子ピアノ、ダンス、バレエ、英会話感性や表現力、芸術的なセンスを磨きたいという傾向。コツコツ継続する力が身につきやすい。

ただし、これらはあくまで全体の傾向です。「男の子だけどピアノが大好き」「女の子だけどサッカーチームで活躍している」というケースはたくさんあります。性別のイメージにとらわれず、子供が何に対して目を輝かせているかを観察し、その興味を否定せずに伸ばしてあげることが、親として最も大切な役割です。

目的別に見る!子供の才能を伸ばす習い事ジャンル

習い事を検討する際、「何を習わせるか」という名称だけで考えるのではなく、「その習い事を通してどのような力を身につけさせたいか」という目的から逆算して選ぶのも一つの賢い方法です。習い事は大きく分けて「運動系」「文化・芸術系」「学習・思考系」の3つのジャンルに分類できます。それぞれのジャンルが子供のどのような能力を伸ばすのに適しているのか、詳しく見ていきましょう。

運動系(水泳、サッカー、ダンス):基礎体力と協調性

運動系の習い事は、現代の子供たちに不足しがちな運動量を確保し、健やかな体を育むために不可欠な要素を持っています。特にゴールデンエイジと呼ばれる小学生時代に多様な動きを経験することは、一生モノの運動神経の土台を作ります。しかし、運動系といっても種目によって得られるメリットは異なります。

例えば、水泳や体操のような個人競技は、自分自身の記録に挑戦する「克己心」や、目標に向かって努力する継続力を養います。全身をバランスよく使うため、基礎体力の向上には最適です。一方、サッカー、野球、バスケットボールなどの集団球技は、「協調性」や「コミュニケーション能力」を育むのに非常に優れています。仲間と協力して勝利を目指す経験や、自分の役割を理解して動く経験は、社会に出てからも役立つスキルです。ダンスや武道(空手・剣道など)は、表現力や礼儀作法を身につける面でも評価されています。

文化・芸術系(ピアノ、書道、絵画):感性と集中力

文化・芸術系の習い事は、子供の内面的な豊かさや感性を育むのに適しています。AI時代と言われるこれからの社会において、正解のない問いに対して自分なりの答えを表現する「アート思考」や「創造性」は非常に重要なスキルとなります。このジャンルは、机に向かってコツコツ取り組むものが多いため、集中力を養いたい子供にも向いています。

代表的なピアノやヴァイオリンなどの音楽系は、楽譜を読む力(先読みする力)や、両手を複雑に動かす処理能力が必要とされるため、脳のワーキングメモリを鍛える効果があると言われています。「練習しなければ上達しない」というプロセスを体感することで、努力の尊さを学ぶことができます。書道は、美しい字が書けるようになるだけでなく、正しい姿勢や静かに集中する時間を確保することで、精神的な落ち着きをもたらします。絵画・造形教室は、自由な発想を形にする喜びを知り、独自の視点や観察眼を養うことができるでしょう。

学習・思考系(英語、プログラミング、そろばん):論理的思考と将来性

学習・思考系の習い事は、将来の進学や職業選択に直結するスキルを磨くことを目的としています。単に学校の成績を上げるだけでなく、「考える力」そのものを底上げする習い事が近年注目されています。特に、変化の激しい未来を生き抜くための「地頭力」を鍛えるものが人気です。

具体的には、プログラミング教室がその筆頭です。コードを書く技術そのものよりも、「目的を達成するためにどのような手順が必要か」を考えるプログラミング的思考(論理的思考)が身につきます。試行錯誤(トライ&エラー)を繰り返すことで、失敗を恐れずに挑戦するマインドも育ちます。そろばんや公文式などは、計算力や処理速度を高め、数字への苦手意識をなくすことで理数系科目の土台を作ります。英会話は、言語習得だけでなく、異文化への理解やコミュニケーションへの積極性を養う場として機能します。

習い事身につく主な力こんな子におすすめ
プログラミング論理的思考力、問題解決力、創造力ゲームやブロック遊びが好き、仕組みを知りたがる子
英会話語学力、コミュニケーション力、多様性理解おしゃべりが好き、物怖じしない、海外に興味がある子
そろばん計算力、暗算力、集中力、情報処理能力数字に強くなりたい、集中力が散漫になりがちな子
サイエンス教室探究心、観察力、仮説検証能力「なぜ?どうして?」とよく質問する、実験好きな子

失敗しない習い事の選び方・見極めポイント

いざ習い事を決めようとしても、「本当にこれでいいのか?」「すぐに辞めてしまわないか?」と不安になるものです。習い事選びで失敗してしまう多くのケースは、親の理想を押し付けてしまったり、現実的な負担を考慮していなかったりすることが原因です。ここでは、長く楽しく続けるために必ず押さえておきたい、具体的な選び方の基準と見極めポイントを3つ紹介します。

「子供のやりたい」vs「親がやらせたい」のバランス

習い事選びの最大のジレンマは、子供の興味と親の期待のズレです。親としては「将来役立つ英語を習わせたい」と思っていても、子供は「友達と同じサッカーがしたい」と言うかもしれません。この場合、成功しやすいのは圧倒的に「子供のやりたい」を優先させたケースです。「好きこそものの上手なれ」という言葉通り、自発的な興味は最大の学習動機になります。嫌々やらされた習い事は、上達しないばかりか、その分野自体を嫌いになってしまうリスクさえあります。

しかし、親の視点も無視はできません。子供は世の中にどんな習い事があるかを知らないだけかもしれないからです。そこで重要なのが「選択肢を与えて誘導する」アプローチです。「サッカーとプログラミングと水泳、体験に行くならどれがいい?」と提案したり、親が楽しそうに英語を勉強している姿を見せたりして、子供自身に「これやってみたい!」と言わせる環境作りが大切です。最終決定権を子供に持たせることで、「自分で決めたことだから頑張る」という責任感が芽生えます。

費用・送迎・スケジュールの現実的な負担

習い事は「通い始めたら終わり」ではなく、そこから数年間の生活の一部になります。そのため、見落としがちなのが親の負担です。特に「送迎」と「費用」は、継続の大きな壁となります。「評判が良いから」と片道30分かかる教室を選んだ結果、毎週の送迎で親が疲弊し、共働き家庭ではスケジュールが破綻して辞めざるを得なくなった、という失敗談は後を絶ちません。

具体的には、以下の点を入会前にシビアに確認しましょう。費用については、月謝だけでなく、入会金、教材費、発表会費、ユニフォーム代、夏期講習代などの「隠れコスト」も含めた年間トータルコストで計算することが重要です。一般的に小学生の習い事費用の平均は月額1.5万〜2万円程度(2つ掛け持ちの場合)と言われていますが、家計に無理のない範囲(手取りの5%程度など)に収めることが、心の余裕につながります。

体験レッスンで必ず確認すべきチェックリスト

ほとんどの教室では無料体験や見学を行っていますが、ここを漫然と過ごしてはいけません。ウェブサイトやパンフレットだけでは分からない「教室の雰囲気」と「先生との相性」を確認する絶好の機会です。特に先生との相性は、子供のモチベーションを左右する最重要項目です。厳しい指導で伸びる子もいれば、褒められて伸びる子もいます。我が子の性格に合った指導方針かどうかを親の目で見極めましょう。

体験時にチェックすべき具体的なポイントを挙げます。「先生が子供の目を見て話しているか」「生徒たちが楽しそうに(かつ真剣に)取り組んでいるか」「教室は清潔で安全か」は基本です。さらに、意外と重要なのが「通っている他の生徒の層」です。同じ学校の子が多いと安心という場合もあれば、逆にトラブルを持ち込みたくないから学区外がいいという場合もあります。体験後は必ず子供に「楽しかった?」「先生怖くなかった?」と感想を聞き、子供の表情が明るいかどうかを確認してください。

習い事の「辞め時」と見直しのタイミング

習い事を始めるのと同じくらい、あるいはそれ以上に難しいのが「辞めるタイミング」です。「せっかく始めたのに」「もう少し続ければ伸びるかも」という親の未練が、決断を先送りにしてしまうことがあります。しかし、合わない習い事を無理に続けることは、子供にとって苦痛でしかありません。ここでは、スムーズな辞め時と、高学年特有の見直しのポイントについて解説します。

「行きたくない」と言われた時の対処法

子供が「今日行きたくない」と言い出すことはよくあります。それが一時的な気分の問題なのか、深刻なSOSなのかを見極める必要があります。単に「遊びたいから」「天気が悪いから」といった理由であれば、「今日は頑張っていこう!帰ったら好きなおやつ食べよう」と励まして送り出すことで、案外ケロッとして帰ってくることも多いです。一度の拒否ですぐに辞めさせる必要はありません。

しかし、「毎週のようにお腹が痛くなる」「教室の前で泣き出す」「先生や友達との人間関係に悩みがある」といった場合は注意が必要です。これらは精神的な負担が限界に来ているサインかもしれません。この場合は、無理強いせずに休ませ、理由をじっくり聞きましょう。「級が上がらなくて辛い」などの明確な理由があれば、先生に相談したり、一時的に休会したりするのも手です。それでも改善しなければ、「ここまで頑張ったね」と成果を認めた上で、きっぱりと辞める決断をすることも、子供を守るためには必要です。

高学年の「塾」との両立・整理の仕方

小学4年生〜5年生になると、中学受験や高校受験を見据えた通塾が始まり、習い事の整理を迫られる家庭が増えます。塾は週2〜3回、夜遅くまで拘束されるため、今までの習い事を全て続けるのは物理的に難しくなります。ここで大切なのは「優先順位」をつけることです。

例えば、「水泳は4泳法マスターしたから卒業」「ピアノは受験が終わるまで休会」「サッカーだけはストレス発散になるから週1回続ける」といったように、子供と相談して取捨選択を行います。この時、「辞める」というネガティブな言葉ではなく、「卒業」「次のステージへ行く」というポジティブな言葉を使うことで、子供は達成感を持って習い事を終えることができます。また、最近ではオンライン英会話やタブレット学習など、通学時間の不要な習い事に切り替えて、勉強と両立させる家庭も増えています。

よくある質問(FAQ)

フルタイム共働きで平日の送迎ができません。どうすればいいですか?

送迎不要の「民間学童内の習い事」や「学校施設で行う習い事」、あるいは「自宅でできるオンラインレッスン」がおすすめです。最近では、スイミングスクールや英語教室で自宅前まで送迎してくれるバスサービスも充実しています。また、土日に集中して通わせる家庭も多いですが、子供の休みがなくなる点には注意が必要です。

習い事を嫌がってすぐに辞めてしまいます。長続きさせるコツは?

「スモールステップでの目標設定」が効果的です。「クロールができるようになるまで」「発表会に出るまで」など、近い未来の明確なゴールを親子で共有しましょう。また、結果だけでなく「休まず行けたこと」や「準備を自分でできたこと」などのプロセスを大いに褒めることで、子供のやる気を引き出すことができます。

習い事にかける費用は月いくらくらいが平均ですか?

文部科学省などの調査や一般的なアンケートによると、小学生の習い事費用の平均月額は、1人あたり約1万5,000円〜2万円程度(塾を含む場合さらに上昇)となっています。ただし、これは地域や学年によって大きく異なります。公民館で行われる安価な教室などを上手に活用して、月5,000円程度に抑えている家庭もあれば、私立受験のために月5万円以上かける家庭もあり、様々です。

まとめ

小学生の習い事選びは、子供の成長に大きく関わる重要なイベントですが、正解は一つではありません。周りの流行やランキングも気になりますが、一番大切なのは「目の前のお子さんが楽しそうにしているか」「親子の生活に無理がないか」という点です。

低学年のうちは、色々な世界に触れる「種まき」の時期と考え、失敗を恐れずに様々な体験をさせてあげてください。そして高学年になったら、子供の意思を尊重しながら、将来につながる選択を一緒に考えていきましょう。「辞めること」も決して悪いことではなく、次のステップへの卒業です。

この記事が、お子さんの可能性を広げる素敵な習い事との出会いの一助になれば幸いです。まずは、気になった教室の体験レッスンに、親子で足を運んでみてはいかがでしょうか。